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大業刀
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おおわざもの
ふりがな文庫
“
大業刀
(
おおわざもの
)” の例文
それかといって特に刀に奇を
衒
(
てら
)
ったふうもないし、慶長ばやりの
胴田貫
(
どうたぬき
)
だとか
厚重
(
あつがさね
)
だとかいう、いわゆる
強刀
(
ごうとう
)
や
大業刀
(
おおわざもの
)
らしい物を用いなかったことがわかる。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
見るからに眼も
眩
(
くら
)
みそうな
大業刀
(
おおわざもの
)
である。次郎右衛門忠明は、そのまえに立って、鉄扇をさし向けると
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「残念だが、何分、
彼奴
(
きゃつ
)
が物干竿と
称
(
よ
)
んでいるあの
大業刀
(
おおわざもの
)
には、どうしても、刃が立たんのだ」
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“大業”で始まる語句
大業
大業物
大業師