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大柔
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おおぬ
ふりがな文庫
“
大柔
(
おおぬ
)” の例文
『はてな、今しがたまで
大柔
(
おおぬ
)
がここに寝てゐたはずだが……』と大海人は、ふたたび頬杖に托して半身をもたげながら考へた、——
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
大柔
(
おおぬ
)
ノ
媛
(
いらつめ
)
の寝顔や、その延長である寝すがたの全体が、いや応なしに彼を現実へ追ひ戻すのである。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
兄と張り合ふ気持が、意識的にあつたわけでもないが、生まれつき肥り
肉
(
じし
)
で、そのため
大柔
(
おおぬ
)
と名づけられてゐた妹娘の方は、間もなく大海人の寵愛を受けることになつたのである。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
柔
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫