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おおぬ
ふりがな文庫
“おおぬ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大柔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大柔
(逆引き)
『はてな、今しがたまで
大柔
(
おおぬ
)
がここに寝てゐたはずだが……』と大海人は、ふたたび頬杖に托して半身をもたげながら考へた、——
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
大柔
(
おおぬ
)
ノ
媛
(
いらつめ
)
の寝顔や、その延長である寝すがたの全体が、いや応なしに彼を現実へ追ひ戻すのである。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
兄と張り合ふ気持が、意識的にあつたわけでもないが、生まれつき肥り
肉
(
じし
)
で、そのため
大柔
(
おおぬ
)
と名づけられてゐた妹娘の方は、間もなく大海人の寵愛を受けることになつたのである。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
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