大杵おおきね)” の例文
小屋の中には、直徑二間もありさうな大きい水車が、朝から晩までギウ/\と鈍い音を立てて𢌞つてゐて、十二本の大杵おおきね斷間たえまもなく米をいてゐた。
二筋の血 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)