“大捷利”の読み方と例文
読み方割合
だいしょうり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろこびをもって、瀬兵衛への手向たむけとせよ。——戦いはいよいよわれらの大捷利だいしょうりと天も告げ給うぞ。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いや、先生の蘊蓄ある兵法に照して、あの戦いに寡兵かへいを以てよく大軍を打破った曹操の大捷利だいしょうりは、何に起因するものなるかを——それがしのために説き明かしていただきたいので」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)