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大息
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おおいき
ふりがな文庫
“
大息
(
おおいき
)” の例文
源に何の
咎
(
とが
)
がない、ということを確めました時は、両親も巡査の後姿を拝むばかりに見送って、互に
蘇生
(
いきかえ
)
ったような
大息
(
おおいき
)
をホッと
吐
(
つ
)
きましたのです。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
日頃
(
ひごろ
)
眺むる東京の煙も、此四五日は
大息
(
おおいき
)
吐息
(
といき
)
の息巻荒く
颺
(
あが
)
る様に見える。然し
此処
(
ここ
)
は田舎である。都の
師走
(
しわす
)
は、田舎の
霜月
(
しもつき
)
。
冬枯
(
ふゆがれ
)
の寂しい武蔵野は、復活の春を約して、麦が今二寸に伸びて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“大息”の意味
《名詞》
大息(たいそく)
溜め息をつくこと。嘆くこと。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“大息”で始まる語句
大息張