大往生だいおうじょう)” の例文
彼女の実家は仏教の篤信者とくしんじゃで、彼女の伯母おばなぞは南無阿弥陀仏なむあみだぶつとなえつゝ安らかな大往生だいおうじょうげた。彼女にも其血が流れて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そこへ今度の大乱である。貞阿はそんな話をして、ついでに一慶和尚の自若たる大往生だいおうじょうぶりを披露した。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
眠るが如く大往生だいおうじょうを遂げてしまった。
仲々死なぬ彼奴 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大往生だいおうじょうでした
変人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
そこへ今度の大乱である。貞阿はそんな話をして、ついでに一慶和尚の自若たる大往生だいおうじょうぶりを披露した。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)