“大当”のいろいろな読み方と例文
旧字:大當
読み方割合
おおあたり50.0%
おほあた25.0%
だいとう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天下泰平町内安全、産ある者は仁者じんしゃとなり、産無き者は志士となりて、賢哲天下に満ちたれば、六六館の慈善会は今にはじめぬ大当おおあたり
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二の酉也とりなり上天気也じやうてんきなり大当おほあたなりと人の語りくがきこ申候まうしそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
この自己陶酔によって示すところの型のうちに「大当だいとう」の勢いが現われようとも、「斉眉殺せいびさつ」の型が転がり出そうとも、「滴水」が「直符」に変化し、咄嗟とっさに「走馬回頭」の勢いに転じようとも
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)