大幅だいふく)” の例文
床には、探幽斎たんゆうさいの筆、水墨の大幅だいふくが掛けてあったが、紙燭のゆらぎに浮いて見えるのは、その絵ではなく、画幅を無残にして遺憾のない大きな文字で
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)