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大巾
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おおはば
ふりがな文庫
“
大巾
(
おおはば
)” の例文
ところが、横丁々々から一斉に吹き出した火は長いなりに
大巾
(
おおはば
)
になって一面火の海となり、諏訪町、駒形一円を黒烟に包んで
暴
(
あば
)
れ狂って来た。
幕末維新懐古談:13 浅草の大火のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
ひぢりめんのくくり猿をつけた
大巾
(
おおはば
)
ちりめんの大旗や、
出車
(
だし
)
もでた。
縮緬
(
ちりめん
)
ゆかたのお揃いもある、しぼりの揃いもある。
旧聞日本橋:05 大丸呉服店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
根元のところから始った
亀裂
(
きれつ
)
が、布を裂くような音を立てながら、眼にもとまらぬ早さで
電光
(
いなずま
)
形に上のほうへ走りあがってゆき、
大巾
(
おおはば
)
な岩側が
自重
(
じじゅう
)
で岩膚から
剥離
(
はくり
)
しはじめた。
キャラコさん:04 女の手
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
巾
常用漢字
中学
部首:⼱
3画
“大巾”で始まる語句
大巾縮緬