“大升”の読み方と例文
読み方割合
だいます100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長い間の酒色しゅしょく放埒ほうらつのむくいからか、彼女の体は自由がきかなくなっていた。それでも彼女のおごりの癖は、吉原の老妓や、名古屋料理店の大升だいますの娘たちなどを、入びたりにさせ、機嫌をとらせていた。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)