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大丈夫
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だいじょうふ
ふりがな文庫
“
大丈夫
(
だいじょうふ
)” の例文
そこが
大丈夫
(
だいじょうふ
)
の苦しむところじゃ……それはとにかくそちと一緒に、走って参った男女の者、あの人々は何者じゃ!
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そして酒
闌
(
たけなわ
)
なる時「
己
(
おれ
)
はお
前方
(
まえがた
)
の供をして、大ぶ世話になったことがあるが、今日は己もお客だぞ」といった。
大丈夫
(
だいじょうふ
)
志を得たという概があったそうである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
静の
故事
(
ふるごと
)
など——外に向っては、天下の経綸を論じ、且、行うのは、
大丈夫
(
だいじょうふ
)
の本懐なり、又、使命でもござりまするが、内へ入って、
喃々
(
なんなん
)
と、惚れた女の手玉にとられるのも、人間、男女の
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
おりから一人の香具師が、またも舞台へ現われたが、体格雄偉の
大丈夫
(
だいじょうふ
)
で、右衛門と呼ぶ男であった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それを自覚してからは、
大丈夫
(
だいじょうふ
)
たるべきものが、こんな
宦官
(
かんがん
)
のするような態度をしてはならないと反省することもあったが、好い子から美少年に進化した今日も、この媚が全くは無くならずにいる。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“大丈夫(
丈夫
)”の解説
丈夫(じょうふ、じょうぶ、ますらお)は、一人前の男子のことであり、転じて健康なさまやしっかりしていて壊れないさまをさす。また大丈夫(だいじょうふ、だいじょうぶ)は、「丈夫」にさらに物事が優れていることを意味する接頭語の「大」をつけたもので「一人前の男子のなかでも、とりわけ優れている者」をさし、転じて、「危なげがなく非常にしっかりした様や間違いのない様」を意味している。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“大丈夫”で始まる語句
大丈夫だ
大丈夫々々
大丈夫当雄飛