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夥
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したた
ふりがな文庫
“
夥
(
したた
)” の例文
と田鶴子さんは最初は躊躇したが、
草茶
(
くさちゃ
)
といって薬ですと聞くと、無暗に飲んだ。僕も名物のおこしを
夥
(
したた
)
か食べた。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
と野崎君は小突き/\論判して、柿を
夥
(
したた
)
かせしめた。決して善良な
遣口
(
やりくち
)
でない。こんな具合だったから、学園の生徒は近隣の農家に兎角評判が悪かった。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
と又引き返して、ステッキを持って出る拍子に下駄を
夥
(
したた
)
かと敷居に蹴りつけて
好人物
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
と団さんは飴のお土産を
夥
(
したた
)
か提げている三輪さんとお父さんに小言を言った。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
その折、お燈明を覆えしたものだから、免状に油が
夥
(
したた
)
か
沁
(
し
)
みた。
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
夥
(
したた
)
か買い込んで往来へ出た時
村の成功者
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
夥
漢検1級
部首:⼣
14画
“夥”を含む語句
夥多
夥間
夥伴
夥兵
化夥間
同夥
夥中
夥多敷
夥度
夥敷
引手夥多
御夥間
江戸兒夥間
竜夥
露夥