“夜座(やざ)” の例文
正丑(しょううし)の刻の振鈴に床を蹴って起き上ることも、あまり苦痛ではなくなった。午前午後の作務、日中諷経(ふぎん)、念経、夜座(やざ)も、日常の生活になってしまった。
仇討三態 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
薪作務があったために、その夜は「夜座(やざ)各景」の触れがあった。それは夜の禅座の休止を意味していた。が、惟念には、その夜は大事の一夜であったから、自分一人単前に打座した。
仇討三態 (新字新仮名) / 菊池寛(著)