“多胡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たこ50.0%
たご50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野国かみつけぬのくに歌。「多胡」は上野国多胡たこ郡。今は多野たの郡に属した。「草枕」を「多胡」の枕詞としたのは、タビのタに続けたので変則の一つである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
こひはまさかもかな草枕くさまくら多胡たこ入野いりぬのおくもかなしも 〔巻十四・三四〇三〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
多胡 わたくしは、お向ひの多胡たごでございます。御無沙汰をいたしてをります。今日はまた、とんだお厄介で……。さ、みなさん、多勢ですから、なるほど露天の方がいゝでせう。
犬は鎖に繋ぐべからず (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
次は、それぢや、多胡たごさん……。
犬は鎖に繋ぐべからず (新字旧仮名) / 岸田国士(著)