多胡たこ)” の例文
上野国かみつけぬのくに歌。「多胡」は上野国多胡たこ郡。今は多野たの郡に属した。「草枕」を「多胡」の枕詞としたのは、タビのタに続けたので変則の一つである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
こひはまさかもかな草枕くさまくら多胡たこ入野いりぬのおくもかなしも 〔巻十四・三四〇三〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)