“多事多端”の読み方と例文
読み方割合
たじたたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は、またたくすぎ、いつか道誉の姿はまた、鎌倉の秋風と共に、いよいよ多事多端たじたたんな柳営の中で、誰よりもお覚えめでたく、相模入道高時のそばには、なくてはならぬ人間みたいになっていた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)