“夕霽”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
ゆうばれ	33.3%
ゆふあがり	33.3%
ゆふばれ	33.3%

ゆうばれ

夕霽（ゆうばれ）にあがりそうに見えた空も、また雨は銀色の足繁く降り出して、準之助氏のラサールという、素晴らしく長い車台の車に送られて、四谷の家近く、だがなるべく近所の人の目にふれない所で

貞操問答 (新字新仮名) ／ 菊池寛(著)

ゆふあがり

夕霽（ゆふあがり）暮れおそきけふの春の日の空のしめりに櫻咲きたり

樹木とその葉：23 梅の花桜の花 (旧字旧仮名) ／ 若山牧水(著)

ゆふばれ

夕霽（ゆふばれ）の虹くつきりと吹きあげ

季節の馬車 (旧字旧仮名) ／ 佐藤惣之助(著)

夕	常用漢字 小１ 部首:⼣ 3画
霽	漢検1級 部首:⾬ 22画