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夕間暮
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ゆうまぐれ
ふりがな文庫
“
夕間暮
(
ゆうまぐれ
)” の例文
「
左様
(
さい
)
で、ござりません。仁丹が
可
(
よ
)
うござりますやろ。」と
夕間暮
(
ゆうまぐれ
)
の
薬箪笥
(
くすりだんす
)
に手を掛ける、とカチカチと鳴る
環
(
かん
)
とともに、額の抜上った首を振りつつ
大
(
おおき
)
な眼鏡越にじろりと
見
(
や
)
る。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とうら寂しげな
夕間暮
(
ゆうまぐれ
)
、
生干
(
なまび
)
の
紅絹
(
もみ
)
も黒ずんで、
四辺
(
あたり
)
はものの
磯
(
いそ
)
の風。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
“夕間”で始まる語句
夕間詰