“ゆうまぐれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
夕間暮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左様さいで、ござりません。仁丹がうござりますやろ。」と夕間暮ゆうまぐれ薬箪笥くすりだんすに手を掛ける、とカチカチと鳴るかんとともに、額の抜上った首を振りつつおおきな眼鏡越にじろりとる。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
とうら寂しげな夕間暮ゆうまぐれ生干なまび紅絹もみも黒ずんで、四辺あたりはもののいその風。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)