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変化
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かわり
ふりがな文庫
“
変化
(
かわり
)” の例文
旧字:
變化
彼は眼を上げて塚を見上げた。二十年もの年月を経ておりながら、この自然物は昔とほとんど
変化
(
かわり
)
がなかった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
強盗が入って妻が汚された時に、夫は、その妻に対してその後愛情に
変化
(
かわり
)
があるだろうか。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
浅井の調子は、それでも色の
褪
(
あ
)
せた洋服を着ていたころと大した
変化
(
かわり
)
は認められなかった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
そして柳沢が買ったのでもお宮に対する私の愛情には
変化
(
かわり
)
はないと思い
極
(
きわ
)
めてしまうと、もうこれから早く
一旦
(
いったん
)
自家
(
うち
)
に帰って、出直して
蠣殻町
(
かきがらちょう
)
にゆくことにのみ心が澄んで来た。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
化
常用漢字
小3
部首:⼔
4画
“変化”で始まる語句
変化自在
変化心
変化物
変化踊
変化の賦
変化化道
変化双六
変化小路
変化昇騰
変化沙汰