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塵取
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ちりと
ふりがな文庫
“
塵取
(
ちりと
)” の例文
頸
(
くび
)
に
湿布
(
しっぷ
)
の
繃帯
(
ほうたい
)
をして、着流しの
伊達
(
だて
)
まきの上へ、
緋
(
ひ
)
の紋ちりめんの大きな帯上げだけをしょっている女は、掃き寄せを
塵取
(
ちりと
)
りにとったりして働いていた。
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
せっかくきれいに
掃除
(
そうじ
)
しても
塵取
(
ちりと
)
りですっかり取ってしまわないで、すみっこの方にためときでもすると、
埃
(
ほこり
)
はすぐに飛び出して、前よりもきたなくなるようなものだからね。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
「
箒
(
ほうき
)
と
塵取
(
ちりと
)
りとを持っていました」
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“塵取(塵取り)”の解説
塵取り(ちりとり、箕)とは、清掃用具の一つであり、通常は箒とともに用いられる。主に箒で掃き集めたごみをごみ箱まで運ぶために用いられる。
(出典:Wikipedia)
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“塵取”で始まる語句
塵取船