“塵取船”の読み方と例文
読み方割合
ちりとりぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うれいの糸のいとど払いがたかりしある日の事なり、八軒屋の旅宿にありて、ただ一人二階なる居間の障子しょうじを打ち開き、階下につどえる塵取船ちりとりぶねながめたりしに、女乞食の二、三歳なる小供を負いたるが
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)