塗刷毛ぬりばけ)” の例文
私は、うしろの棚から鬼の赤、青、狐の胡粉ごふん、天狗の紅の壺などを取りおろし、塗刷毛ぬりばけで窓を叩きながらもう一遍呼ぶのだが、彼は振向きもしなかった。
鬼涙村 (新字新仮名) / 牧野信一(著)