“塗刷毛”の読み方と例文
読み方割合
ぬりばけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、うしろの棚から鬼の赤、青、狐の胡粉ごふん、天狗の紅の壺などを取りおろし、塗刷毛ぬりばけで窓を叩きながらもう一遍呼ぶのだが、彼は振向きもしなかった。
鬼涙村 (新字新仮名) / 牧野信一(著)