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堤草
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どてくさ
ふりがな文庫
“
堤草
(
どてくさ
)” の例文
路傍の
堤草
(
どてくさ
)
に腰をおろして、新平と平吾とは、斯んな話をしていた。其処へ、同じ部落の松代が通りかかった。松代は、ひどく色の黒い娘だった。
黒い地帯
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
秋子は
堤草
(
どてくさ
)
に身体をすりつけるようにして小さくなり顔を伏せるのだった。貞吉はあわてて彼女の手を
解
(
ほど
)
いた。直通列車が
凄
(
すさ
)
まじい速力で
囂々
(
ごうごう
)
と二人の頭の上を過ぎて行った。
汽笛
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
堤
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“堤”で始まる語句
堤
堤防
堤下
堤燈
堤上
堤坊
堤灯
堤下摘芳草
堤井
堤伝