“堠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
づか66.7%
こう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正保の図には一里づかの記号が入れてあるから、慶長八、九年の頃は既に街道の形を成したものであろう、松並木を植えたことが伝えられている。
尾瀬の昔と今 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
お『正保図』には沼の東南岸に一里づかの記号を存し、そばに「冬より春の内牛馬不通」と書いてある。
尾瀬雑談 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
わたくしは此より此詩暦をしをりとし路傍こうとして、ゆくての道をたどらうとおもふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
三の瀬村のこうに十囲許ゐきよの樟木あり。中空朽くうきうの処六七畳席をくべし。九州地方大樟たいしやう尤多しといへどもかくのごときは未見いまだみず。江戸を発して已来道中第一の大木なり。三里薗木そのき駅(一に彼杵そのきと書)なり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)