“堠(こう)” の例文
わたくしは此より此詩暦を栞(しをり)とし路傍堠(こう)として、ゆくての道をたどらうとおもふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
三の瀬村の堠(こう)に十囲許(ゐきよの)樟木あり。中空朽(くうきう)の処六七畳席を布(し)くべし。九州地方大樟(たいしやう)尤多しといへども此(かくの)ごときは未見(いまだみず)。江戸を発して已来道中第一の大木なり。三里薗木(そのき)駅(一に彼杵(そのき)と書)なり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)