トップ
>
堠
>
こう
ふりがな文庫
“
堠
(
こう
)” の例文
わたくしは此より此詩暦を
栞
(
しをり
)
とし路傍
堠
(
こう
)
として、ゆくての道をたどらうとおもふ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
三の瀬村の
堠
(
こう
)
に十
囲許
(
ゐきよの
)
樟木あり。中
空朽
(
くうきう
)
の処六七畳席を
布
(
し
)
くべし。九州地方
大樟
(
たいしやう
)
尤多しといへども
此
(
かくの
)
ごときは
未見
(
いまだみず
)
。江戸を発して已来道中第一の大木なり。三里
薗木
(
そのき
)
駅(一に
彼杵
(
そのき
)
と書)なり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
堠
部首:⼟
12画