基俊もととし)” の例文
二十五歳のとき、保延ほうえん四年、和泉前司道経いずみぜんじみちつねになかだちを頼み、藤原基俊もととしの弟子となった。基俊は康治こうじ元年に世を去ったから、足かけ五年の間であった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)