“執直”の読み方と例文
読み方割合
とりなお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敦夫は咄嗟とっさにそう思った。彼は爪先から氷のような恐怖が這登はいのぼるのを感じて、思わず猟銃を執直とりなおした。呻声は直ぐ続いて起った。
殺生谷の鬼火 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)