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城地
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じょうち
ふりがな文庫
“
城地
(
じょうち
)” の例文
そのほうの
手柄
(
てがら
)
は忘れはおかぬぞ。この宝物に伊那丸の首をそえてさしだせば、いかにけちな
家康
(
いえやす
)
でも、一万
石
(
ごく
)
や二万
石
(
ごく
)
の
城地
(
じょうち
)
は、いやでも加増するであろう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「このうえは、
砦
(
とりで
)
にのこる兵をあげて、
小勢
(
こぜい
)
ながら
裾野
(
すその
)
へくだり、
怨敵
(
おんてき
)
家康
(
いえやす
)
の
城地
(
じょうち
)
へ、さいごの一戦を」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すなわち、武田伊那丸と
従臣
(
じゅうしん
)
のふたりは、大九郎が
桑名
(
くわな
)
の
陣
(
じん
)
を引きはらうと同時に、
秀吉
(
ひでよし
)
にわかれて
小太郎山
(
こたろうざん
)
へかえるべく、
徳川家
(
とくがわけ
)
の
城地
(
じょうち
)
へ
危険
(
きけん
)
をおかして進んでいったという話。——
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“城地”の意味
《名詞》
城郭と領地。
城郭がある場所。
(出典:Wiktionary)
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“城地”で始まる語句
城地没収