“垣舎”の読み方と例文
読み方割合
かきや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小一条のたいから泉殿いずみどののあたりには、奏楽がやむと、主の忠平の大きな笑い声やら、客の嬌笑雑語の溢れが、大表の轅門ながえもんから、垣舎かきやのほとりまで、近々と洩れ聞えていた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)