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坑口
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あなぐち
ふりがな文庫
“
坑口
(
あなぐち
)” の例文
龐徳
(
ほうとく
)
は、手足にからむ味方を踏みつぶして、ようやく
坑
(
あな
)
から這い出して、
坑口
(
あなぐち
)
から槍の雨を降らしている敵兵十人余りを一気に突き伏せ
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坑道内の傾斜を泥の濁流が
一瀉
(
いっしゃ
)
千里にながれて行ったことだろう。さらに
坑口
(
あなぐち
)
の一台地にいた軍勢も、投石や投木に打ちひしがれ、そこもほとんど全滅的な
酸鼻
(
さんび
)
だった。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところが、鉄丸は趙雲の肩をそれて
坑口
(
あなぐち
)
の土壁にぶすッと埋まった。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
坑
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“坑”で始まる語句
坑
坑道
坑夫
坑外
坑掘
坑中
坑夫病
坑内
坑穴
坑長