坐住居ゐずまひ)” の例文
長くきちんと坐つて居る事が出來ないと見えて、話すことばの終り毎に、恐しく透通つた聲で高く遠慮なく笑ひながら、絶えず身體からだを搖り動しては坐住居ゐずまひを直して居た。
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)