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土砂降
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どしゃぶ
ふりがな文庫
“
土砂降
(
どしゃぶ
)” の例文
「
土砂降
(
どしゃぶ
)
りに降ってる。おまけにいぬらが通りかかる。番兵も向こうに立ってる。こっちゃにいりゃあつかまるばかりだ。」
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
上ると
土砂降
(
どしゃぶ
)
りになった。庭の平たい
甕
(
かめ
)
の水を雨が乱れ撲って、無数の魚児の
噞喁
(
げんぎょう
)
する様に
跳
(
は
)
ね上って居たが、其れさえ最早見えなくなった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それに、こう云う真っ暗な
土砂降
(
どしゃぶ
)
りの晩に訪れたら、いかに鬼のような心を持った女でも、哀れを催さない
筈
(
はず
)
はあるまい。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
朝眼をさますと
土砂降
(
どしゃぶ
)
りだった。龍介はがっかりして
蒲団
(
ふとん
)
にもぐりこんでしまった。変な夢ばかりを見て、昼ごろに眼をさました。これで三度だめになった。
雪の夜
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
降
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“土砂”で始まる語句
土砂
土砂崩
土砂填充法