“国詰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くにづ50.0%
くにづめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「弥助はこの秋、禅定寺峠ぜんじょうじとうげという所で、間違いがあって落命いたした。だが、森啓之助の方は、只今お国詰くにづめで相かわらずにやっている」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
国詰くにづめになり、越後の高田で文武の道に心掛けまして、二十五の時江戸詰を仰付けられましたので、とんと江戸表の様子を心得ませんで、江戸珍らしいから諸方を見物致して居りましたが
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)