“国札”の読み方と例文
読み方割合
こくさつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紀州はじめ諸藩士の家禄かろくは削減せられ、国札こくさつの流用はくふうせられ、当百銭(天保銭)の鋳造許可を請う藩が続出して、贋造がんぞうの貨幣までがあらわれるほどの衰えた世となった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)