“固煉”の読み方と例文
読み方割合
かたね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
、あっしが一つ言い当てて見せやしょうか——こうっ、固煉（かたね）りの伽羅油だろう？　どうだ？
早耳三次捕物聞書：02 うし紅珊瑚 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)
帯に着いていた固煉（かたね）り油から手繰りだして、俺あすぐと手前たちの手品を見破った。だから台の下へ碁石を貼って、じつあ今朝から網を張って待っていたんだ。鉄に助か、どうだ、おそれいったかっ。
早耳三次捕物聞書：02 うし紅珊瑚 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)
「伊助どん、この家に、固煉（かたね）りの鬢付（びんつ）け伽羅油（きゃらあぶら）があるかえ。」
早耳三次捕物聞書：02 うし紅珊瑚 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)