“団匪”の読み方と例文
読み方割合
だんぴ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
団匪だんぴ事件の時、陸軍通訳として招集され、従軍中しばしば清廷の宗室大官と親近する中に計らずも粛親王の知遇を得たのが青雲の機縁となった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
それ故に露西亜ロシアのあらゆる力は西比利亜シベリア蕃族を征服して支那の北部を圧迫し、ついに満州朝鮮を圧迫するに至った。また団匪だんぴの乱に乗じて全く満州を軍事的に占領した。
東亜の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)