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囈言
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たはごと
ふりがな文庫
“
囈言
(
たはごと
)” の例文
誰だと思つて
囈言
(
たはごと
)
をつきやがる。かう見えても、この
御兄
(
おあにい
)
さんはな、日本中を股にかけた、ちつとは
面
(
つら
)
の売れてゐる胡麻の蠅だ。不面目にも程があらあ。
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
西瓜
(
すいくわ
)
を食ふな
眞桑瓜
(
まくはうり
)
を食ふな、あるひは
章魚
(
たこ
)
が惡い
生水
(
なまみづ
)
が危險だとかいふやうな訓示が懸廳から村役場や警察の手を經て村々へ傳へられるのを、漁夫どもは
謂
(
いは
)
れのない
囈言
(
たはごと
)
として聞き流してゐた。
避病院
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
と気味の悪い
囈言
(
たはごと
)
を言ひ言ひしてゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
囈
漢検1級
部首:⼝
21画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“囈”で始まる語句
囈語
囈
囈口