囅然てんぜん)” の例文
東坡巾の先生は囅然てんぜんとして笑出して、君そんなに感服ばかりしていると、今に馬糞まぐそ道傍みちばた盛上もりあがっているのまで春の景色けいしょくだなぞとめさせられるよ、とたわむれたので一同みんな哄然どっ笑声しょうせいげた。
野道 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
囅然てんぜんとして笑ひつゝ、其弓矢もて、身をかはす
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)