“囁声”のいろいろな読み方と例文
旧字:囁聲
読み方割合
ささやきごえ50.0%
ささやき25.0%
つぶやきごゑ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、飛鳥ひちょうの様に飛びかかる黒影こくえい、あなやと身構える明智の耳に、意外、味方の文代のいそがしい囁声ささやきごえ
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
仲人の医師会長栗野博士が、その障子の隙間に胡麻塩ごましお頭を寄せて、少女の囁声ささやきを聞くと二三度軽くうなずいて立上った。
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
囁声つぶやきごゑのそこはかと、鬚長頴ひげながかひの胸のうへ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)