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嚥込
ふりがな文庫
“嚥込”の読み方と例文
読み方
割合
のみこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみこ
(逆引き)
「そのほうは、とうとうわからずじまい。……なにしろ、一人で
嚥込
(
のみこ
)
んで腹を切ってしまったんですから、どうにも手がつけられない」
顎十郎捕物帳:03 都鳥
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
吾輩は実をいうとこの時に内心
頗
(
すこぶ
)
る
狼狽
(
ろうばい
)
したね。タッタ今歯で引抜いた黒い毛は、どこかへ吐き出すか
嚥込
(
のみこ
)
むかしてしまっている。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
私は生のキウリを噛りながらパンを頬張つてゐたが、妻の注視を享けると、食物が胸に
支
(
つか
)
へてしまつて、
嚥込
(
のみこ
)
むことが出来なくなり、ギヨツとした。
川を遡りて
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
嚥込(のみこ)の例文をもっと
(8作品)
見る
嚥
漢検1級
部首:⼝
19画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“嚥”で始まる語句
嚥
嚥下
嚥脂
嚥下物
“嚥込”のふりがなが多い著者
富ノ沢麟太郎
三遊亭円朝
夢野久作
久生十蘭
泉鏡花
牧野信一