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噉肉
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たんにく
ふりがな文庫
“
噉肉
(
たんにく
)” の例文
三十一歳までの
清浄身
(
しょうじょうしん
)
を、
擲
(
なげう
)
って、現在の僧侶にいわせれば、
汚濁
(
おじょく
)
の海、罪業の谷ともいうであろう、
蓄妻
(
ちくさい
)
噉肉
(
たんにく
)
の
徒
(
やから
)
になろうという意志を固めているのだ。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「知らぬか! 蓄妻
噉肉
(
たんにく
)
は、
堕獄
(
だごく
)
の罪にひとしい
掟
(
おきて
)
になっていることを」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
容
(
かたち
)
こそ、
染衣
(
せんえ
)
を
纒
(
まと
)
っておりますなれど、
蓄妻
(
ちくさい
)
噉肉
(
たんにく
)
の俗に馴れて、いまだに、美食玉住の
在家
(
ざいけ
)
をふり捨てもかなわず、こうしてただ心と
行
(
おこな
)
いとに、大きな矛盾を持ちながら念仏を申しておることゆえ
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
噉
部首:⼝
15画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
“噉肉”で始まる語句
噉肉外道
噉肉蓄妻