トップ
>
嗔火
>
しんくわ
ふりがな文庫
“
嗔火
(
しんくわ
)” の例文
一一九
応保
(
おうほう
)
の夏は
美福門院
(
びふくもんゐん
)
が
命
(
いのち
)
を
窮
(
せま
)
り、
長寛
(
ちやうくわん
)
の春は
一二〇
忠通
(
ただみち
)
を
祟
(
たた
)
りて、
朕
(
われ
)
も其の秋世をさりしかど、
猶
(
なほ
)
一二一
嗔火
(
しんくわ
)
熾
(
さかん
)
にして
尽
(
つ
)
きざるままに、
終
(
つひ
)
に大魔王となりて、三百余類の
巨魁
(
かみ
)
となる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
嗔
漢検1級
部首:⼝
13画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“嗔”で始まる語句
嗔
嗔恚
嗔咽