きょう)” の例文
きょう晋寧しんねいの人で、少年の時から才子だといわれていた。年が二十あまりのころ、心の底を見せてあっていた友人があった。
連城 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
で、兄の諸葛瑾しょかつきんの次男、きょうをもらって養子としていた。きんは呉の重臣なので当然、その主孫権のゆるしを得たうえで蜀の弟へ送ったものであろう。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呉夫人のうしろへ来て立っていたきょう国老は
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)