喜和きわ)” の例文
しかし母親の喜和きわは猟嫌いだった。良人おっとがいちど猟さきで誤って犬を射殺して以来、彼女は猟と聞くだけで色を変えるほど嫌いだった。
夜明けの辻 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)