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喉頭
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のど
ふりがな文庫
“
喉頭
(
のど
)” の例文
肉体的とも精神的とも分野をつき止めにくいあこがれが、低気圧の
渦
(
うず
)
のように、自分の
喉頭
(
のど
)
のうしろの
辺
(
あたり
)
に
鬱
(
うっ
)
して来て、しっきりなしに自分に
渇
(
かわ
)
きを
覚
(
おぼ
)
えさせた。
桃のある風景
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
出三郎はかっと頭へ血がのぼり、
喉頭
(
のど
)
へ固い玉のような物が詰まるのを感じた。足ががくがくし、眼は
霞
(
かすみ
)
でもかかったように、ぼうと視界が(ほんの短い瞬間ではあったが)くらくなった。
艶書
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“喉頭”の解説
喉頭(こうとう、larynx)とは、咽頭と気管の狭間で、舌骨より下にあり気管より上にある、頸部中央に一つ存在する器官のことをいう。体表からは、のど仏として触れることができ、嚥下時には上前方に移動する。嚥下時の食物の気管や肺への流入(誤嚥)の防止、発声などの機能を持つ。嚥下時には、喉頭蓋が後方に倒れ込み、声門が閉鎖することにより、気管に食物が入り込む事を阻止する。
(出典:Wikipedia)
喉
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“喉頭”で始まる語句
喉頭癌
喉頭炎
喉頭鏡
喉頭後筋搐搦