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啜上
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すすりあ
ふりがな文庫
“
啜上
(
すすりあ
)” の例文
「
唯今
(
ただいま
)
は御慮外をいたしまして、恐入ってござります。命を
繋
(
つな
)
ぐためとは申せ、
因業
(
いんごう
)
な
活計
(
くらし
)
でござりまして、
前世
(
さきのよ
)
の罪が思い遣られまする。」と
啜上
(
すすりあ
)
げて、
南無阿弥
(
なむあみ
)
と小声にて唱え
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
女
(
をんな
)
はつと出でし
泣音
(
なくね
)
の後を
怺
(
こら
)
へ怺へて
啜上
(
すすりあ
)
げぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
啜
漢検1級
部首:⼝
11画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“啜”で始まる語句
啜
啜泣
啜込