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唐檜
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たうひ
ふりがな文庫
“
唐檜
(
たうひ
)” の例文
そこは小さな円い緑の草原で、まっ黒なかやの木や
唐檜
(
たうひ
)
に囲まれ、その木の脚もとには野ばらが一杯に茂って、丁度草原にへりを取ったやうになってゐます。
よく利く薬とえらい薬
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
唐檜
(
たうひ
)
やとゞ松がまつ黒に立つてちらちら窓を過ぎて行きます。じつと外を見てゐる若者の
唇
(
くちびる
)
は笑ふやうに又泣くやうにかすかにうごきました。それは何か月に話し掛けてゐるかとも思はれたのです。
氷河鼠の毛皮
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“唐檜”の意味
《名詞》
唐檜(とうひ)
マツ科の常緑針葉樹。建築材料などに使用される。
(出典:Wiktionary)
“唐檜(トウヒ)”の解説
トウヒ(唐檜、学名:Picea jezoensis var. hondoensis)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。
北海道および北東アジアに広く分布する、エゾマツの変種。本州の紀伊半島大台ヶ原から中部山岳地帯を経て福島県の吾妻山までの、海抜1,500-2,500 mにかけての亜高山帯に分布する。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
檜
漢検準1級
部首:⽊
17画
“唐”で始まる語句
唐突
唐
唐紙
唐土
唐桟
唐櫃
唐草
唐辛子
唐人
唐黍